第7章 海常高校と練習試合
『いけない…!!』
凛が言った途端、黄瀬の振るった拳が黒子に直撃した
笛が鳴り響き、試合は一時中断となった
床に膝をついている黒子は、額から血が出ていた
日向「大丈夫か黒子!?」
リコ「救急箱持ってきて!!」
大我「おい……大丈夫かよ?」
黒子「大丈夫です…まだまだ試合はこれからで……しょう……」
全員「黒子ォ―――!!」
言葉がだんだん小さくなっていきに、黒子はパタリと倒れてしまった
『ちょっと通して下さい!!』
凛は日向たちを押しのけ、黒子の元へと駆け寄った
出血の他にケガなどはないか素早く確認し、それが終わると手早く手当てをしていく