• テキストサイズ

バスケと儚き少女

第27章 誠凛VS霧崎第一


『私の甘さが招いた不幸な出来事』

私自身がもっとしっかり出来たなら

大我「でも…」

『結局私にはどうする事も出来なかった』

突き放す事しか出来なかった
抱きしめて許す事が出来なかった

お母さん…お父さん…ごめんなさい

約束守れそうにも無いです

大我「でも…それで良かったんじゃないか?」

『え……?』

大我「1度は命を賭けたんだ。それでもアイツは諦めようとしなかった」

なら、突き放すしか出来ねーだろ?

大我の言葉は責めるわけでもなく、私の言動を認めてくれた

『っ……う…ん…』

幾度も間違いは何処だったのか考えた
自分のした言動は良かったのか、自分を責めた

黒子「凛さん」

『テツ…ヤ…君…』

ボロボロと泣く私に、テツヤ君は昔の様に優しく微笑んでくれていた

『ありがとう…っ』

こんな私に微笑みかけてくれて
そばにいてくれて
泣きながら言う私の声に2人とも笑ってくれた
それだけで私自身が救われた…
/ 1808ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp