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バスケと儚き少女

第27章 誠凛VS霧崎第一


リコ「話すことはいくつかあるけど、その前に……限界ね」

私はリコ先輩は手で制す

『交代です、鉄平さん』

木吉「なっ!?もう少しなんだ、それに今抜けたら!」

ガタンと立ち上がった鉄平さんは私の方に来る

『ダメです!』

リコ「去年と同じ様なことが起きるなら」

『「恨まれた方がマシです!/よ!」』

リコ先輩は泣きそうな顔で、私は真っ直ぐに鉄平さんを見つめる

木吉「ぁ……凛、リコ……」

黒子「僕も賛成です」

テツヤ君の声に鉄平さんは振り向く

木吉「黒子……」

黒子「僕には兄はいないですけど、守ると言われた時お兄さんみたいだと思ったし、嬉しかったです。だからこの先も守ってほしい。この試合これ以上無理してほしくないです」

鉄平さんは言葉に詰まり始めた
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