第27章 誠凛VS霧崎第一
それからもマコ君がパスコースを読んで来るも、テツヤ君は目の前で変える
得点は53対60
リコ「徐々に差は縮まってるけど……まだ攻撃力が足りない」
『もう一押しするために……お願いします。日向先輩…』
やはり外れた
リバウンドを取ろうとした、鉄平さんにもう一度、ラフプレーされる
リコ「っ!」
『リコ先輩、例え恨まれても交代しましょう……』
リコ先輩は頷いて立ち上がる
ブザービーターが鳴り響いた
「誠凛タイムアウトです」
花宮「うっぜぇ……うっぜぇ……守るだの信頼だの心底うざってぇ……全部ぶち壊してやんなきゃ気がすまねー」
リコ先輩は顔をしかめて選手達を真っ直ぐ見る