第27章 誠凛VS霧崎第一
花宮「(全部読めてんだよ、バカが!お前は次に木吉にパスを出す!)」
マコ君がボールに触れる前に、テツヤ君がコースを変えた
花宮「(なっなんだと……!?)」
大我は一瞬フイを付かれたけど、上手いこと取り、ダンクで決めた
『やった!』
大我と鉄平さんはパンッとお互いの手を合わせた
日向「ナイス」
古橋「まさか、花宮が読み違えた?」
瀬戸「(いや、読みは合っていたし、実際ベストルートだったはずだ。そもそも味方の反応も変だ)」
花宮「(パスを出した5番も受けた10番も完全に意表をつかれていた)」
マコ君は気付いたように私を見た