第27章 誠凛VS霧崎第一
リコ「凛ちゃん」
『あっ、はい!』
私は降旗君達がしたテーピングを取り、新しく巻き直す
ビリッと破いて鉄平さんに微笑む
『出来ましたよ!』
立ち上がり、膝を馴染ませる鉄平さんにリコ先輩は言う
リコ「無茶はだめよ?危ないと思ったらすぐ代えるからね?」
木吉「あぁ」
鉄平さんは返事をすると、降旗君の頭に手を置いた
そしてすれ違い様に河原君、福田君に手を置く
木吉「ありがとうな」
それを聞いた降旗君達は嬉しそうに微笑んだ
日向「よしっ!絶対勝つぞ!誠凛ファイ」
全員「おー!」
選手達は円陣を組んで、私は外から見ていた