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バスケと儚き少女

第25章 誠凛バスケ部誕生秘話


伊月「やっちゃったな……」

小金井「でも何かこう……吹っ切れた感あるよね!」

小金井の言葉に水戸部も頷く

伊月「日向は結局……」

伊月が言いかけたところで、屋上のドアが開いた

日向「ちょっと待ったー!」

伊月「気持ちは伝わったみたいだな?木吉」

伊月は苦笑し木吉を見てから声の方を向く

日向「あ?何言ってんだ?バカヤロー。共感なんか1つもしねーよ。綺麗事ばっか抜かしやがって……"俺だって絶望した"ことあるとか、だから何?って感じだよ」

汚れては要るが片手には緑と白のバッシュを持っていた

日向「それでも恵まれてるだろーが!俺とお前。凡人と天才が同じな訳ねーだろうが!」

木吉は何も言わずただ話を聞いている
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