第25章 誠凛バスケ部誕生秘話
木吉「人数合わせじゃなく俺は日向に入ってもらいたいんだ!だってアイツは誰よりも……」
木吉はスクールカバンを持ち店を出ていった
今度は誰も止めなかった……
木吉「おーい、日向!一緒に帰ろうぜ!」
日向「またお前……!しつけー!」
───一方リコは
父がやっているトレーニングジムの電気を付ける
木吉「バスケ部に入ってくれないか?」
木吉の言葉が甦り、ついこの間まで汗を流しながらトレーニングしていた日向の後ろ姿を思い出す
リコ「またやってんの?よくやるわね」
日向「体力だよ、体力。もっと走れる様になんなきゃダメなんだ!」
リコは誰も居ないジムに小さく
リコ「バーカ」
と呟いた