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バスケと儚き少女

第24章 誠凛VS秀徳


そしてボールは秀徳へ

木村さんが大坪さんに渡そうとするが再びテツヤ君にカットされ、ボールは緑間君に渡り、大我がマークに付くのが一瞬遅れ、ザンッと3ポイントが決まった

『すごい…』

「どっちも1歩も譲らない」

「あぁ…こんなゲーム中々見られないぞ」

点を取られれば取り返す、そして取ると取られる

降旗「終わらないで欲しいな…」

「え?」

降旗「え?あっ、その」

『確かにこのままずっと見ていたいね』

私の言葉に降旗君は少し恥ずかしそうに頬を人差し指で掻いた

土田「1年!声出てないぞ!」

1年「はっはい!」

第4Q残り30秒
得点は103対102
誠凛リード
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