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バスケと儚き少女

第24章 誠凛VS秀徳


桃井「なんで?きーちゃんはきーちゃんでしょう?一人?」

黄瀬「そーっス、先輩達誘っても皆断られて、一人で心細いったらないっス」

それを聞いた桃井はえーっとした顔をする

桃井「(それきーちゃんが言っちゃう?心細いのはこっちだよ…)」

それを汲み取ったかのように黄瀬は声を上げる

黄瀬「そうだ!一緒にどうっスか?……まぁ、本当ならうちらを負かしたチームの人と見るのもおかしな話っスけど、お互いもうウィンターカップ出場は決まってるしね!一時休戦ってことで」

それを聞いた桃井は小さく苦笑する

桃井「……そうだね。あっ!それより試合は!?」

黄瀬「へへっなかなか面白いことになってるスよ」

面白そうに笑った黄瀬と驚いたように目を見開いた桃井
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