第24章 誠凛VS秀徳
日向「まぁ、隠すことでもねーんだけどな…。中学バスケ界で最強と言えば、帝光中学校のキセキの世代だった。言うまでもなく、圧倒的な力で全中3連覇を果たした5人の天才。だが一つ上にも居たんだ。キセキの世代と渡り合うことが出来た5人の逸材。時代が違えばそいつらがキセキの世代と呼ばれていたかも知れない。木吉を含めたその5人は無冠の5将と呼ばれている。さっきのアイツはその一人、悪童花宮 真だ」
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木吉「試合中見えてたよ。秀徳戦わざとと出てなかったな」
花宮「うん、悪い?」
『良いか悪いかは知らない。ただ好きじゃないかな』
私と鉄平さんは交互に言う
花宮「ハッ!相変わらず真面目過ぎてキモいな。今日頑張って、手の内全部曝そうもんなら、3戦全部ガチの試合になってダリィじゃねーか。目先の1勝なんてどうでもいいんだよ。残りの2つは勝手にお前らが負けるからな。」