第23章 ウィンターカップ予選
私はリコ先輩の家に選手達の伸び具合を見ていた
リコ「ん?」
『どうしました?』
リコ「凛ちゃん、ちょっと」
二人で玄関に出ると日向先輩が
リコ「何?急に話したいなんて…予選直前になって腰引けちゃった?」
リコ先輩直球です
日向「んな訳ねーつっの!…あれ?雨月も一緒か?」
『はい!試合前はリコ先輩のお家にお世話になってるんです』
そういうと日向先輩は笑いながら頷いた
日向「そうか…つか…」
日向先輩の視線はリコ先輩の髪へ行くとフワリと風が吹いた
日向「髪…伸びたな」
リコ「まぁね、願掛け!全国大会に出るまで切らないことにしたの。ロングになんかさせないでよ?鬱陶しいんだから」