第22章 ストリートバスケは波乱の予感…です…
私と紫原君は木々の間に雨が降る中、佇む
紫原「凛サン」
ビクリッと震える体
でも何度も何度も殺されかけた
命が欲しい訳じゃない
ただ……
『は…い……』
紫原「まだ続けてるの?」
それはバスケをと言う意味なのか
『何を……ですか?』
紫原「……マネージャー」
なんで知ってるの?
『……』
無言は肯定
紫原「まだ虐め足らないの~?凛サンって残酷だね~…」
残酷か
そう思われても仕方ないのかな……
『私は……やってない…』
紫原「え?何~…?よく聞こえな~い」
私はギュッと手を握り締める
『私はやってない!』
ボロッと涙が流れた