第18章 決勝リーグ
青峰君のバスケはセオリーなんて通じない
大我「つくづくキセキの世代って奴はふざけた奴ばっかりだ!」
青峰君はボールをバウンドさせ走る
大我も付いていくが
青峰君ゴールと全然違う方へ跳んだ
抜けてないけど多分打つ
ザンッとゴールに入るボール
あれはジャンプシュートじゃなくフックシュート
バスケットに限らずどんなスポーツでも、その歴史の中で洗礼されてきた基本の動きがあり、理想のフォームがある
洗礼され無駄がなくなったからこそ、選択肢は限られ、逆に予測も成り立つ
そこにオフェンス、ディフェンスの駆け引きが生まれる
それが試合(ゲーム)
だけど青峰君はドリブルもシュートも型はない
無限……だからディフェンス不可能
アンストッパダブルスコアラー
それがキセキの世代エース青峰 大輝