第6章 黄瀬くん登場
あれから何日か経って、リコの姿が見当たらないことに凛が気付いた
『あの……リコ先輩は?』
日向「監督?練習試合申し込みに行くとか言ってたけど」
「さっき戻ったっスよ。なんかスキップしてたし、オッケーだったみたいスね」
それを聞いた日向は、驚いたように声をあげた
日向「スキップして……!?」
……?
どうしたんだろう?と凛は静かに首を傾げる
日向は冷や汗を流しながら話す
日向「オイ、全員覚悟しとけよ……あいつがスキップしてるってことは……次の試合相手相当ヤベーぞ」
ヤバい?
何がヤバいんだろう……?
それはすぐに分かることになる