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バスケと儚き少女

第15章 インターハイ予選〜正邦戦〜


『出ても津川君にファールしたら即退場だよ?……テツヤ君から手を離して?』

それを聞いた大我はグッと詰まりテツヤ君から手を離す

大我「しねーよ!だから俺は津川にも借りがあんだよ!」

心配そうに見てる先輩達
怒ったように言う大我

私は小さく微笑む

『分かった、だったらテツヤ君に任せよう?』

黒子「はい」

それを聞いたテツヤ君は頷いた

大我「黒子に任せたって意味ねーんだよ!」

大我の反論を聞きながら時間を見る

あと五分……
58対64……6点差

日向先輩に視線を投げると軽く頷いた

日向「そうだな、雨月の言う通り1年生同士津川は頼むわ、黒子」
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