第14章 インターハイ予選
リコ side
『んー……』
凛ちゃんは唸りながらノートに何かを書いている
リコ「何してるの?」
『あっ……いえ、多分この試合勝つって分かっていたんですけど次の対戦校のデータを纏めていて』
リコ「データを?」
そう聞くと凛ちゃんは頷いて睨み付けるようにコートを見つめる
『多分この先テツヤ君が出るときは……』
その言葉を遮るようにブザービーターが響き私達誠凛が勝った
それからはビックリするほど順調かも
そして凛ちゃんの言葉通りに黒子君は温存出来ていて、でも何故か少しだけ暗い凛ちゃんが気になっていた
リコ side終