第11章 赤司と再会
【分かったよ!時間は20時くらいで良い?】
それを送り、窓の外を見つめる
すぐにヴーっとスマホが鳴る
そこには──叔母──と表示されてた
『叔母……さん……』
カタカタと震える体
ピッと開くと
【薄汚い小娘!まだ生きているの?早く居なくなって!じゃないと私の可愛い娘と息子に継がせられないじゃない!】
遠回しに死ねと言われてる
『っ……』
スクロールさせてくと似たり寄ったりな文
メールを閉じてしまう
『あはは……遠回しに言われなくても分かってますよ……』
私がいたら駄目なことくらい
死んでもいい存在なことくらい