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バスケと儚き少女

第11章 赤司と再会


実渕 side

征ちゃんと凛ちゃんの様子を見に保健室の戸を叩こうとすると──…

『…………んで…なんで……っ!なんで……優しい言葉掛けてくれるの?前みたいに私が悪いって…!弱いって…!っ……憎んでよ……責めてよ…っ……』

叫びにも似た声

怖い、助けてって叫ばれてるようで心が痛い

赤司「……すまない…僕たちが悪いんだ」

征ちゃんが謝る

赤司「あの時一番信じないといけなかったのに……責めて傷付けて……すまない」

今まで謝る姿を見たことがない
絶対王政の征ちゃん

『それも……嘘?』

凛ちゃんからの呟かれた言葉に怒りが沸いた
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