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バスケと儚き少女

第11章 赤司と再会


『ふぅぅぅぅ…っ』

声が漏れないように必死で口を塞ぐ

ゴロリと横になって頭から布団を被り涙も堪えようとするが止まらない

『どうして……』

嗚咽しながら呟いているとガチャリとドアが開いた

赤司「凛起きたのか?」

ゆっくりと近付いてくる足音

『や……来ないで……』

小さく呟くけど赤司くんはベッドの端に腰かけた

赤司「凛…」

名前を呼ばれて体が震える

赤司くんが座っている方向とは別の方向に体が向いている

赤司「…おいで」

ビクッと体が震えた後モゾモゾと赤司くんの方向に体を向ける
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