第40章 最終章
この人が好きなんだ…
自覚すると頬に熱が溜まる
赤司「?凛どうしたんだ?」
『!なっなんでもないです!』
ジワッと広がる熱
リコ「じゃあ、帰りましょうか!」
リコ先輩の言葉に全員が頷いた
その人を残して──…
シーンと静まり返った部屋
『…っ…』
?「凛」
名前を呼ばれ、ビクッと身体が震える
?「さっきからどうかしたのか?」
『いっいえ…あの…なんでもないです…』
自覚したところで私の命は残り僅か
だったら言わない方がお互いの為
?「凛に言いたい事があるんだけど、聞いてくれるかい?」
『?何でしょうか?』