第39章 洛山高校VS誠凛高校!
赤司「[バスケットボール、母の残してくれた拠り所。厳格な父も勝利する限りバスケに打ち込むことを許してくれた。帝光バスケ部はハードだが、苦では無かった。それ以上に思う存分バスケが出来、仲間と過ごす日々が楽しかった。そして果たした全中2連覇。他の誰でも不可能だった。彼等とだから叶えられた。だが、ある日からチームは勝利至上主義へと傾いていく。時を同じくして彼らは自らの才能を開花させ始めた。その成長は手に負えなくなることへの恐怖になり、置いて行かれる事への焦りとなった]俺が…赤司 征十郎が負ける?有り得ない。そんな事はあってはならない!勝利によって得たものは敗北によって失われる![俺は最も強くあなればならなかった。彼等とバスケを続けるために。](そうだ…だから…!)」