第10章 日常
赤司《…………。分かった良いよ》
きっとこんな嘘バレてる
『ありがとう……っすぐ…向かうね』
赤司《あぁ、待ってる》
ピッとスマホを切って、大我とテツヤ君にメールする
【ありがとう、もう大丈夫だよ。心配かけてごめんね。体調悪いから帰るね】
それだけのメールを送り私は新幹線のチケットを取りすぐに向かう
お金はあまり使いたくないけどね…
急だったけどすぐに取れて良かった
空は晴れ
私の心と真逆
少しは気分転換になるかな?
バスに揺られながら耳にイヤホンつけて音楽を聴く
大丈夫、きっとすぐに…
元気になれる