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バスケと儚き少女

第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~


『てっ…テツ君!?』

そこにはべシャリと転けている黒子の姿

黒子「すみません…足がもつれてしまって…大丈夫です」

ムクリと起き上がった黒子は鼻血が出ていた

赤司「いや、全然大丈夫じゃないね…」

紫原「有り得ないんだけど~…」

青峰「テツ…」

黒子はベンチに戻り、鼻血を止めている
その隣には凛の姿

『だっ大丈夫…?』

黒子「はい…」

他に出血はないかと凛は慌てて見る

緑間「僅か1秒で交代とは…」

赤司「これは流石に想定外だ」

「仕方がない。虹村」

呼ばれた虹村は返事をして立ち上がる
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