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バスケと儚き少女

第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~


虹村「あっ、あぁ…」

ボールを貰い、その感触を楽しんでいたかと思うとおもむろにゴール投げた
それは当たることなくゴールに吸い込まれていく

コロコロと転がってくるボールを拾ったかと思うと女とは思えないスピードで全員の間をドリブルで抜けていきダンクを決めた

虹村「バケモンか?あれは…」

あっという間に通り過ぎる凛

赤司「虹村さん…彼女が間違えて試験を受けて一軍入りした…子です」

虹村「探しても見つからなかったのに良く見つけたな」

赤司「俺も想定外です」

楽しそうにボールと踊っているようにも見える凛にみんなが目を向けた
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