第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
ダムダムダムとボールの音とバッシュの音が響く
青峰「クソッ!」
『こっちこっち!』
青峰「はえぇ…!」
素早い動きで青峰を翻弄していく凛
『こっちだよ、大君』
「はぁ!?」
青峰が声を上げるとゴールにボールが入っていた
『あはは!面白い!ね?大君もう1回!』
青峰「マジかよ…」
ボールに触れない青峰は冷や汗をかく
『あはは!』
それはまるでボールが意思を持っている様に青峰の手から摺り抜ける
青峰「嘘だろ…おい…」
緑間「青峰をここまで翻弄するとは…」
紫原「うん…」
赤司「驚いたな」