第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『待っ…待ってください!テツ君は…「頑張ってきたことは知っている。それでも結果順位は下がった。退部は命令ではない。決めるのはお前だ」そんな…』
黒子と凛は一緒に外のグラウンドに立っていた
黒子「…どうしたら…」
そう言うとコツンと鉄柱に頭を付け泣き始めた
『テツ君…』
座り込んでしまった黒子を後ろから凛は抱きしめる
黒子「凛さん…」
いきなり告げられた遠回しの退部宣言
『…テツ君がバスケ部辞めるなら…私も一緒に辞める』
黒子「なんで…」
泣きながら凛を見つめる黒子に微笑んだ