第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『お手伝いなら…します…三軍と二軍の…』
言われ悔しがったが…凛は静かに声を出した
「助かるよ」
そのまま担任は行ってしまった
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凛はとある場所へ向かった
それは自分の両親が眠る墓
『お父さん…お母さん…ごめんね…私…バスケやる資格無いんだって…何であの時私…いなかったんだろうね…いたら…私も2人と一緒に逝けたのにね…ごめんね…』
凛は静かに涙を流しすと立ち上がった
『私ね…マネージャーやらないかって言われたの…だからね?お手伝いならしますって答えたんだ。頑張るからね。だから…』
見ててねと小さく声を掛け、行ってしまった