第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
「続いて二軍を発表する」
「よしっ!俺二軍だ!」
黒子は貰った手紙を思い出していた
「14番黒木 大、35番八木 正雄…続いて一軍を発表する」
黒子は三軍に走り一軍の発表される事に、ザワつく
「8番青峰 大輝、11番緑間 真太郎、23番紫原 敦、29番赤司 征十郎。36番雨月 凛以上だ」
ヒュウッと風が吹く中黄瀬はスタスタと歩いていた
呼ばれた5人に黒子は驚きを隠せなかった
『あのー…ここってもしかして…』
「なんだ?」
『男子バスケ部…ですか?』
「そうだが…」
凛は驚いた様に頭を下げた