第9章 少しの本気
リコ先輩達と別れ──…
部屋で宿題をしてるとスマホがなった
ディスプレイには
──赤司 征十郎──
『もしもし!!』
赤司《早かったな、凛》
ほわほわ~…と心が温まる様な感覚
『赤司君』
そう"あの日"私を信じてくれたのは赤司君だけだった
赤司《用って言うのは、夏休みにこっちに来ないか?》
こっちって…
『京都…ですか?』
ウーンと悩んでると…
赤司《僕のチームメイトも紹介したいし、何より凛に会いたいんだ》
『私も会いたい…です!!//』
凛が満面の笑顔の時、赤司も同じく満面の笑顔のだった──…