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バスケと儚き少女

第35章 灰崎登場


『青峰君…?』

青峰「……」

青峰は凛を強く抱きしめ、すぐに離した

青峰「……じゃあな」

すぐに踵を返し青峰君は行ってしまった

灰崎「っ……うぅ…」

気絶していた灰崎君が目を覚ました

『あっ、目覚めましたか?すみません…思いっきり殴ってしまって…』

灰崎「バスケだったら文句はねぇだと?」

灰崎は中学時代に学校のゴウゴウと火が燃え広がる焼却炉の前でバッシュを持って立っていた

捨てようと手を上げた時に足音と声が掛かる

『「祥君!/灰崎君!」』

息を切らせながら来たのは凛と黒子

灰崎「あ?凛とテツヤじゃねぇか」
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