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バスケと儚き少女
第35章 灰崎登場
『っ……』
凛は微かな震えを抑え込んでキッと灰崎の後ろ姿を睨んだ
氷室「何でここに来たんだ?タイガ」
暫しの沈黙の後、氷室がポツリと火神に呟いた
大我「あ、おう……はぁ……悪、また今度話すよ、必ず」
氷室は火神を真っ直ぐに見つめたまま何も言わなかった
大我「黄瀬!負けんじゃねーぞ、絶対!」
黄瀬「当然っス!」
『……頑張ってね』
黄瀬「雨月っち……!めちゃめちゃ頑張るっス!」
黄瀬の変わりように凛は苦笑しながらも頷いた
───────
皆と別れて火神と凛は二人っきりになった
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