第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
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紫原「あーつーいー!」
桃井「練習中でしょ!」
『あっ君は髪が長いからねー。あ、あっ君これあげるよ。ヘアゴム!少しは涼しくなるよ!』
紫原「ありがとう凛ちん」
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『捨てて無かったんだ…』
ボロボロで何回も縛ってあった…その事に何故か嬉くって…小さく微笑んだ
紫原「室ちんがあまりにも必死だったから最後までやったけど、やっぱつまんなかったし…ただでさえ面白くないスポーツなのに負けちゃったらこれ以上やる意味なんてねーよ」
木吉「そっか…じゃあしょうがないな。もしそれがお前の本音だったらな?」
紫原君は何も言わずに去って行く