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バスケと儚き少女

第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜


黒子「決して意図していた訳じゃありません。それでもこれは…木吉先輩達の執念の結果です!だからこれで終わりだ!」

バシッとテツヤ君はボールを弾いた

ダンッとボールが地面に落ちる音と同時にブザービーターが鳴り響いた

誠凛「よっしゃー!」

『勝った…』

私はホッと息を吐き出した

テツヤ君も気付いていたんだね
紫原君が跳べないことを…けど…私も決して確証はなかったし、可能性としては低かった…それでも尚一歩も迷いなくブロックに向かった…

諦めるってことを知らない訳じゃないんだろうけど…

『…格好良かったよ…』

ふふっと笑う
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