第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
黄瀬「つか赤司っち達とコーチ達が丁度外してて助かったスわ…いたら超ペナルティーっスよ?こう言うの…」
それを聞いた青峰が口を開く
青峰「こればっかりはしょうがねー事なのかも知れねーな。何せ二人が歩んできたバスケット人生は全く逆だかんなー…バスケにさして興味がないにも関わらず、才能に恵まれ勝ち続けてきた紫原。好きでも才能に恵まれず絶望すら味わってやっと活路を見つけたテツ。そんな二人に同じ価値観を持てっつーのが無理なんだよ」
黄瀬はボールを人差し指の上でクルクル回す
黄瀬「で?青峰っちはどっちが正しいと思うんスか?」
青峰「知るかよ、バスケをどう思ってるか何て人それぞれだろ。それを否定しても意味ねーし、ただそれでも自分の信念貫きてーなら戦って勝つしかねーんじゃねーの?」
黄瀬「雨月っちは?」
『正しいとか正しくないは関係ないよ。大君の言う通り信念を貫くか貫かないか、それだけの話』
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