第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜

日向「木吉…」

ブザービーターが鳴り響いた

審判「誠凛選手交替！」

日向先輩に肩を貸してもらった鉄平さんは、テツヤ君の肩にポンッと手を置く

木吉「すまんな…後は…頼む！」

テツヤ君の肩に置いた手に力を入れながら、鉄平さんは言った
そして鉄平さんは唇を強く噛み締めると切れて血が流れた

大我「紫原…テメェ！」

紫原「え～？なに怒ってんの～？」

黒子「紫原君はさっき、木吉先輩が抜けたらどう足掻いても誠凛は負けだと言いました」

テツヤ君はキュッと立ち止まった

黒子「まだ終わってませんよ。それに居なくても意思は受け取ってます！僕が代わりに君を倒す！」

紫原「俺を倒す？そんなこともし本気で言ってるんだとしたら、捻り潰すよ！黒ちんでも」