第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
無理して作った笑顔で大我は言った
『……分かった』
私は預かったリングを両手で静かに握り締めた
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青峰「お、出てきたな」
辰兄は大我の姿を見ると睨むように見つめた
降旗「火神」
「頼む」
『大丈夫ですよ』
黒子「火神君はもう、誰にも負けません」
私とテツヤ君はコートを見つめて真っ直ぐに言った
試合開始、ボールは陽泉
福井さんから辰兄へボールが渡った
辰兄は大我の顔を見て目を見開く
辰兄はシュートを打つ構えをするけど、それはフェイク
火神「……!くっ!」
それを見た日向先輩はヘルプにつこうとするけど
火神「なっ!?」
日向「(これもフェイク!?)」