第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
斜め後ろにいた日向にパスを出す
日向「よっし!こっちも風通しがよくなってきたぁ!」
受け取った日向はそのままスリーを決めた
得点は37対28
第3Q残り7分49秒
小金井「よっしゃー!一桁差だー!」
そこでブザービーターが鳴り響いた
審判「白!タイムアウトです!」
青峰「タイムアウトか、流石に想定外だったみてーだな」
桃井「木吉さんの長距離シュートの確率を考えればムッ君無理して飛ぶ必要ないのに……」
確かに桃井の言う通りだが、それはそうさせないための伏線だ
1つ目は直前のスリー
あれを1発で決めたのは大きい
確率の悪さを知っていてもまた入るかもと思わせるには充分だ
そして木吉には後出しの権利と言うものがある