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バスケと儚き少女

第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜


氷室「そんな話したっけ?」

紫原「ストバスの帰り。誤魔化せてないよ?」

それに氷室はフッと笑う

氷室「そうだよ。俺はタイガと兄弟であることを辞めたいんだ」

射るような視線で真っ直ぐに前を見つめながら氷室は言った

──────

青峰「相当やんぞ、あの12番…」

桃井「え?(彼に対しては今大会が初出場でデータはほとんどない。けど、大ちゃんが一目で警戒するほどなの?)」

氷室と火神は睨みあっていたが氷室はシュートの構えに入る

大我「!(シュート!)」

大我は跳んだが氷室は跳んでなくフェイクだ

大我「(フェイク!?)」

青峰「(途中まで動きも気迫も完全にシュートにしか見えなかった。あんな完璧なフェイクは初めて見たぜ)」
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