第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
日向「おし、全員準備はいいな?行くぞ!」
パシャパシャとフラッシュが瞬き写真が取られる
「うおおおお!出てきた!」
「創部2年目で快進撃を続ける驚異の新生!」
「誠凛高校!」
アレックスは2階からジッと見つめる
そしてその大きさにカメラマンは驚き、一瞬カメラを下げる
「来たぞ……2回戦、3回戦を前代未聞の無失点勝利」
「イージスの盾……陽泉高校」
火神はチェーンの付いた指輪ジッと見つめる
氷室「兄弟の証」
そしてそれをギュッと握り締める
そして真っ直ぐに前を見つめた
リコ「分かってると思うけど、今日の相手は桐皇と同じか、それ以上。生半可な手は通用しないわ」