第33章 アレックス登場
日向「美味い…です……」
小金井「お、ミカンだ!」
「桃!?」
「さくらんぼ!?」
そんな声を聞きながら誰かがベランダの窓を開ける
開けたのは火神だ
火神はベランダに出ると後ろ手に窓を閉める
大我「……はぁ……」
火神は溜め息をついて、ベランダに肘付く
黒子「どうも」
その横にはいつの間にか黒子がいた
大我「……うわぁ!?てってめ……いつから!?」
黒子「さっきからです」
火神は黒子から視線を反らした
大我「クソッ……久しぶりだな、この感じ……」
黒子「火神君」
呼ばれた火神はあ?と黒子に顔を向ける
黒子「今日はありがとうございました」
大我「ん?………はぁ?何だよ、急に!」
火神は少し間がありながらも聞き返す