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月刊少女野崎君の短編集!

第16章 貴方が幸せになるなら【野崎梅太郎】


ーーー私は、貴方を初めて見たときから好きでした。


ーーーーでも、貴方が他の人を好きになっているなら。


ーーーーー私は、この身を引くしかない。


ーーーーーーー貴方が幸せになるなら。

ーーーーー私は、この恋を諦めますーーーー


夏希「初めまして!今日から美術部に入る、黒川夏希です!よろしくお願いします!」
私は、今日からロマ学に入学した。

部活は、絵を描くことが好きだから、
美術部に入った。


千代「じゃあ、夏希ちゃんだね!よろしくね!
私は佐倉千代だよ~」


夏希「ハイッ、よろしくお願いします!」
千代先輩や他の先輩達も、凄く優しい人達だ。


千代「今日は、自分の好きなものを描こうか!」


夏希「好きなものか…」


千代「急に言われても分かんないよね…じゃ、校内散策しよっか!」


夏希「ハイッ!」

この散策が、私の恋の始まりになる。
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