• テキストサイズ

月刊少女野崎君の短編集!

第2章 シャイボーイ【御子柴美琴】


放課後、私が所属している演劇部の部室へ行くと、ある話で持ちきりだった。


部員1「私は〇〇君に渡すよー!」


部員2「私は…〇〇〇君かなぁ…。」


夏希「なんの話ー?」


部員2「あ、夏希ちゃん!夏希ちゃんは、バレンタイン誰に渡すー?」


あ、バレンタインか。そっか、もうそろそろバレンタインか。


夏希「みこりんだよー……ってあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!忘れてたぁぁぁぁ!え、待って、バレンタインまであと何日??」


部員1「忘れてたの?大変…!バレンタイン明日だよ!まだ大丈夫!」


夏希「明日か…。多分大丈夫…。」

みこりんの誕生日もバレンタインだ。
だから、私はチョコレートケーキと何かを渡そうと考えている。
てか、男子の好きなものってなんだろ…

部員1「あ、もう始まる!行こ!」


部員2「じゃあ、また後でね!夏希ちゃん!」


夏希「うん、また後でー!」

よし、鹿島君に聞こう。
鹿島君ならわかるはず…。
そう思って部員を出て体育館へと向かった。
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp