• テキストサイズ

月刊少女野崎君の短編集!

第6章 酔った先輩【堀政行】


外へ出ると、
冬らしい寒さが私の体を冷ましていく。

コンビニでお菓子を買って、
まだ冷めきらない体をどうしようか考えていると、
向こうから美紅とその彼氏の晶がいた。


夏希「…!美紅…!?」


美紅「え!?夏希じゃない!
なんでここに!」


夏希「へへ、まぁ、ねぇ。
そっちこそ、なんでここに?」


美紅「!?あ、えと、デー…トだったの。」
はは、と照れ笑いをする美紅がなんだかおかしくって、笑ってしまった。


美紅「てゆか!夏希なんでここに?」


夏希「…えと」

私はこれ以上言い訳が出来なかったので、
これまでの事を全て話した。


夏希「…と言うことで。」


美紅「なぁ、んだとぉぉ!?
もったいなぃわよ!そのままセ…(ry
いや、何でもないわ。」


夏希「……あぁ、どうしよ。」
ため息をすると、
晶さんが口を開いた。


晶「でも、夏希さんは愛されてるんですね。」


夏希「えっ…!?」

私が驚くと、晶さんは優しく微笑んだ。


/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp