• テキストサイズ

苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第24章 ラブレターを渡そう


土「捨てるぞ」
『攘夷浪士っぽいですもんね』

真選組の内部を知りたがり、トシの身辺に近づく素振りを漂わせているその手紙は、トシによって破り捨てられた。

『ほんとに女の子が書いてたら可愛そう・・・』
土「んなこと言ってたら俺の身が持たねぇ」

トシが眉間にしわを寄せて言う。

『その時は私が守りますよ』
土「・・・」
『近藤さんを。だから副長は安心して逝ってください』
土「お前、段々総悟に似てきたな」

まあいい、とため息をつくと私を見つめた。

『なんですか?』
土「いや、お前と俺の事がかなり露見してるみてぇだと思って」
『・・・はぁ』

今更どうしたんだろ?どうでもよくない?

土「知られたら困る奴らもいるだろ」
『・・・いますかねぇ』
土「いるだろ。高杉も桂も・・・嫌じゃねぇのか?」

嫌って・・・

『もうアイツら知ってますよ。つーかヅラには直接聞かれたし。晋助も、私に関しては以上に過保護だし』
土「・・・そうか」
『ちょっとビビりました?』
土「・・・否定はしねぇ」

だろーね。当たり前か、あの二人・・・いや中二病の包帯野郎は怖いもん。

『でも、大丈夫ですよ。銀時以外は、副長の事認めてますから』
土「認められてもなぁ」
『それに、私も大人だし』

胸を反らし、少し威張ってみせると、トシがにやりと笑った。

『なに・・・っ!?』

私の額に、自分の額をくっつけさせる。

そりゃあ目の前にあんな男前な顔があるわけで・・・

土「こんなことで、真っ赤になってる奴が大人とは言えねぇよな、瑠維」
『うぐ////』

そのまま迫ってくる顔に、私はとっさに目をつぶる。

触れるだけのキスを何度かされ、

一旦目を開けると、トシが妖艶な笑みを浮かべていた。

たまらなくなり、目を反らそうとしたが、顎を掴まれ自分の方へと向けられる。

真選組、鬼の副長は

男からも女からもモテモテで

真選組一の色男で

女の扱いをわかってて

ド・・・はつかないけどSで

人をからかうのが好きで

なんだか自分とは不釣り合いな気がしてならないけど

誰よりも近くでこんな笑みを見れるのは私だけ

自惚れてもいいよね?
/ 250ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp