第24章 ラブレターを渡そう
土「捨てるぞ」
『攘夷浪士っぽいですもんね』
真選組の内部を知りたがり、トシの身辺に近づく素振りを漂わせているその手紙は、トシによって破り捨てられた。
『ほんとに女の子が書いてたら可愛そう・・・』
土「んなこと言ってたら俺の身が持たねぇ」
トシが眉間にしわを寄せて言う。
『その時は私が守りますよ』
土「・・・」
『近藤さんを。だから副長は安心して逝ってください』
土「お前、段々総悟に似てきたな」
まあいい、とため息をつくと私を見つめた。
『なんですか?』
土「いや、お前と俺の事がかなり露見してるみてぇだと思って」
『・・・はぁ』
今更どうしたんだろ?どうでもよくない?
土「知られたら困る奴らもいるだろ」
『・・・いますかねぇ』
土「いるだろ。高杉も桂も・・・嫌じゃねぇのか?」
嫌って・・・
『もうアイツら知ってますよ。つーかヅラには直接聞かれたし。晋助も、私に関しては以上に過保護だし』
土「・・・そうか」
『ちょっとビビりました?』
土「・・・否定はしねぇ」
だろーね。当たり前か、あの二人・・・いや中二病の包帯野郎は怖いもん。
『でも、大丈夫ですよ。銀時以外は、副長の事認めてますから』
土「認められてもなぁ」
『それに、私も大人だし』
胸を反らし、少し威張ってみせると、トシがにやりと笑った。
『なに・・・っ!?』
私の額に、自分の額をくっつけさせる。
そりゃあ目の前にあんな男前な顔があるわけで・・・
土「こんなことで、真っ赤になってる奴が大人とは言えねぇよな、瑠維」
『うぐ////』
そのまま迫ってくる顔に、私はとっさに目をつぶる。
触れるだけのキスを何度かされ、
一旦目を開けると、トシが妖艶な笑みを浮かべていた。
たまらなくなり、目を反らそうとしたが、顎を掴まれ自分の方へと向けられる。
真選組、鬼の副長は
男からも女からもモテモテで
真選組一の色男で
女の扱いをわかってて
ド・・・はつかないけどSで
人をからかうのが好きで
なんだか自分とは不釣り合いな気がしてならないけど
誰よりも近くでこんな笑みを見れるのは私だけ
自惚れてもいいよね?