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【HQ】ウィーゲンリート
第3章 傷
❁︎
「白星、顔色悪いぞ。少し休め。」
「…すみません。」
黒尾に続いて白星の声がする。
答えた白星は真っ青な顔をしていた。
フラフラと、今にも倒れそうな足取りで外に出た。
俺はその後を追って出た。
白星は体育館を出たところのロータリーに腰掛けていた。
…また、黒瀬さんのこと考えてるんだろうな…なんておもいつつ、俺は
「白星、あんま気負うなよ」
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