• テキストサイズ

【HQ】ウィーゲンリート

第3章 傷


「あ、白星…!目が覚めたんだな!」

「ん…山本?なんで、あたし…」

あたしの言葉を遮ったのは、研磨。

「事故に遭ったんだよ。それで、黒瀬さんが…ッ」

普段、淡々と物事を進める研磨が、珍しく取り乱した。

「…蓮が、どうしたの?」

研磨は黙って、あたしの隣のベッドを指差した。

そこには。

傷だらけの蓮が寝ていた。

その周りには、蓮の両親、友達、バレー部のみんなが…
/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp