第6章 クリーニング屋さん
部屋の鍵を開けると、
手を使わずに靴を脱いで
寝室まで連れてってくれた。
私はおとを着替えさせてから
リビングに戻り、お茶を出した。
大野「ありがと。」
「明日は仕事ですか?」
大野「ああ、うん!
明日は新曲のMV撮影と
VS嵐の収録。」
「うわ、大変ですね!
今日はゆっくりしてた方が
よかったんじゃないですか!?」
そんなこととは知らずに私ったら。
大野「なんで?おいらが誘ったんだし、
楽しかったよ!だから
また遊ぼう!」
「う、はい。わかりました。」
意外と推しが強い。
そのあと沈黙が続き、
ふいに目が合った。
そしてだんだんと大野さんの顔が近づき…
ダメだと思いながらも拒めなかった。