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大野くんの秘密ごと…

第9章 大野くんの頭の中





櫻井「あ、寂しそうな顔したー!」


「え!え!」


そんなにわかりやすいの!?


水をコップに注ぐ私の元に


翔くんがやって来た。


そして私を後ろから抱きしめると、




櫻井「帰らないでって


………言ってみて?」




「う…。」


そんなストレートなことは言えません!



櫻井「…言って?」



「また!!また今度に取っておく!」



苦し紛れの言葉。



だって!耐えられないもん!



櫻井「ちぇ。わかった。


今日は大人しく帰りますよー。」




解放されてホッとする。



次いつ会えるかな?



櫻井「後で予定送るわ。」



そう言って水を一気に飲み干すと、

櫻井「ごちそうさま!

あったかくして寝るんだよ?おやすみなさい。」




「おやすみなさい!ありがとう!」




よし!やることやっちゃわないと!





こんなに愛を感じることが


今まであっただろうか。



初めての感覚に恐怖さえも

覚える。



いつかこれが崩れる日が来る?


その時私は耐えられる?


嫌なことも頭をよぎる。


でも今は彼を信じるしかない。


そう心に誓った。









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