• テキストサイズ

【HQ】それぞれの愛のカタチ

第6章 クロアテュール


俺が熱を出してから1ヶ月ほど過ぎた。

夏休みに入って…2日目?

…もっとも、俺たちバレー部に休みなんてないのだけれど。

夏休み2日目の部活終わる。

烏が煩い。

そんな中で、体育館に1つ残されたボールを見つけた。

柊が見落としたかな…

そのボールを手にとって、器具庫に向かった。

器具庫の扉は微かに開いていた。

入ろうと思って扉に手を掛けると、中から微かに嗚咽する音が聞こえた。
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp